私が補聴器販売に携わりましたのが、前職19年間と含めまして39年になります。
この間当初はアナログ製品でしたが、この聴力の方に対して最善に適合して行くには、耳型を含めてどの様に駆使して行くかと言うことでありました。
24年前にデジタル補聴器が発売されて、今迄製品開発が繰り返されて来ましたが、このお客様に対してどの様な製品が相応しいかを追求・研究して参りました。
その結果が様々なメーカーを取扱う結果となりました。アナログ製品で顧客にフィットさせる事からの経験で、デジタル製品になってそれが応用の効く事にもなり、そして今はアナログ時代には考えられなかった、機能付加の開発が行われて来ました。これからもそれは続けられて参ります。
1メーカーだけですべての聴覚対応が出来る訳ではありません。様々なメーカーを見る事によって、他社メーカーの技術的な対応システムが理解出来るのです。このメーカーのこの性能が、これと同等であるとか、違いが分かる訳です。
1社のみの取扱であれば、比較も参考にもなりません。これでけ性能が進化して参りますと、他のメーカーに出来るものが、このメーカーには出来ない事もあります。
この経験により、その方の生活状態や性格、好み、予算により、最も性能の良い補聴器を提供することが出来る様になりました。