4種類のメーカー比較にて、機種選択された方
年齢:78
性別:男
職業:ナシ
聴力:
現状:
来店動機:長年使用したRIC型(10年間)では、遂に講演会が聞こえなくなった。修理も対応していない為、新しい製品を検討。
備考:最近のスマートフォン対応しなくて良い。
平均聴力 右耳 :47dB
左耳 :48dB
ヘッドホン語音弁別 右耳:70dB、90%
左耳:70dB、85%
試聴補聴器 :バーナフォン・Z9MNRT

購入補聴器 :

音場裸耳明瞭度 :(音場でTY-89の単語を聞いて頂く)75%
音場装用明瞭度 :(音場でTY-89の単語を聞いて頂く)90%
購入前試聴期間 :3ヶ月
プログラム設定 :P1:ダイナミック、P2:騒音下の会話、P3:講堂、P4:音楽/TV
試聴経過 :
老後の研鑽のため講義を聞いており、またその仲間で宴会もある。
1週間後:今他店にてワイデックス、イボーク440試聴している。講義の話が聞こえにくい事がある。隣の人の声も聞こえにくい、バーナフォンは聞こえるのに。
オーティコン、フォナック、シグニアの説明する。次回フォナックを試す。
試聴補聴器 :フォナック・オーデオB70-312

プログラム設定 :スタート:静かな環境・騒音時の会話・騒音時快適・音楽、オートプログラム、P1:非常に騒がしい環境の会話
宴会ではP1を使用頂く。
2週間後 :調整良い。今度他店にてGNリサウンド試す。
後日 :他店のGNリサウンドは基本の音が弱い。近くの人でも言葉が入って来ない。
当店と元々聴力データの値が10~5dB少ない。この為設定データに影響、整合性が合わない。いいから上げてくれと言ったら、上げる割合がおかしい!
こちらは聞こえれば良いので、フォナックで聞こえなかった、宴会での会話がバーナフォンで聞こえるか、また試したい。Z9-MNRT前回同様セットしお貸出。
後日 :バーナフォンは、周りが騒がしい飲み屋で皆の会話聞こえた。但し、静かな時に聞こえない時があった。GNリサウンドは全く駄目。
今度は比較するため、バーナフォン、フォナック同時にお貸出する事に。
2週間後 :バーナフォン、フォナックどちら共言い難いが、騒音時は同じ。但しバーナフォンはボリュームを上げ下げするが、フォナックはそういう事が無い。
フォナックの新製品マーベルを紹介するが、スマホはやらないし、電池交換式で慣れているので充電式でなくて良い。マイクロモールド製作へ。
ご本人の感想:騒音時の会話はバーナフォン、フォナック共聞こえるが、ボリュームコントロールしなくて済むのはフォナックであった。
当店の所感:
お客様の判断で、他店にて他メーカー2社を試聴され、寧ろバーナフォン、フォナックの騒音時の聞こえの優位性を確認する事が出来た。
基本的な騒音感は、デジタル補聴器の進展にて、違和感が無い事が確認された。
今回選択された機種は現行製品の中で、最も騒音時の会話性能を保持するクラスになり、価格もハイグレード。両耳通信での解析があり、2社独自の騒音時の会話保持技術がある。
これは片耳装用者には貢献しにくい性能。